2017年4月5日水曜日

4月度第370回月例会予定

2017年4月度ゴム技術フォーラム月例会を、下記のとおり開催いたします。

1. 日 時  2017年4月21日(金)15時00分~18時00分

2.  場 所  東部ビル 5階会議室 (東京都港区元赤坂1-5-26) 

3. スケジュール
15:00~16:30  講演会
『マルチマテリアルに対応した自動車用接着技術の最新動向』
東京工業大学 科学技術創成研究院 
                  准教授    佐藤 千明 氏

(講演概要)従来より,接着接合は多くの箇所に使用されてきたが,近年では材料の多様化に伴い,その重要性が増しつつある.たとえば,自動車,船舶,および航空機への適用が進んでいる.本講演では,最近特に重要な自動車構造の接着技術を取り上げ,異種材接合についても言及し,そのニーズと課題について解説する.


16:30~18:00  懇談会  講師を囲んでの質疑、懇談

2017年2月21日火曜日

3月度第369回月例会予定

2017年3月度ゴム技術フォーラム月例会は、下記のとおり開催いたします。

1. 日 時  2017年3月14日(火)15時00分~18時00分

2.  場 所  東部ビル 5階会議室 (東京都港区元赤坂1-5-26) 

3. スケジュール
15:00~16:30  講演会
『ナノ触診AFMで解き明かすゴムのナノ力学』
東京工業大学 物質理工学院  教授 中嶋 健 氏

(講演概要)ナノ触診原子間力顕微鏡(AFM)は、ナノスケールで弾性率などの力学物性を画像化できる顕微鏡である。この顕微鏡を用いることでゴムとフィラーの界面の弾性率・凝着エネルギーなどの違いが議論でき、補強メカニズムの解明にも繋がる。またマリンス効果などのフィラー充塡ゴム特有の現象についても、微視的なメカニズムを考察するための重要なヒントがこの手法から得られる。当日はさらに損失正接などの動的性質でマッピングする技術についても紹介する。

16:30~18:00  懇談会  講師を囲んでの質疑、懇談

2017年2月11日土曜日

3月29日開催の第30回公開フォーラムのご案内

3月29日開催の第30回公開フォーラムのご案内  
ゴム技術フォーラム代表   川上欽也

「ゴム・エラストマー技術の安全・安心」調査委員会にゴム技術フォーラム会員企業からご派遣戴きました委員の皆様方の調査研究の中間報告を兼ねた公開フォーラム(開催案内資料別添)を3月29日(水)に東京電業会館にて開催致します。
昨今地球環境問題や高齢化社会問題が頻繁に議論されていますが、その基本は人間生活における安全・安心の確保にあります。そこで昨年2月よりゴム産業、とりわけゴム技術の現状と課題を安全・安心面から俯瞰すべく、ゴム技術を材料技術(安全・安心を生み出す高機能材料と安全性評価)、加工技術(安全・安心を造り込む加工、製造技術)、製品技術(安全・安心を提供する製品、高耐久化技術)の異なる3つの方向から調査研究(調査委員長:斎藤拓・東京農工大学教授)してきた成果を発表致します。
また、お二人の先生に基調講演をして戴きます。お一人は透明アモルファス酸化物半導体の開発等でノーベル賞候補者の一人でもある東京工業大学の細野秀雄教授に、“独創的な発明・発見”である透明酸化物半導体、アンモニア合成触媒やゴム弾性を無機ガラス開発等を例に成功させる秘訣を、もうお一人は動的共有結合をもつ高分子の権威、東京工業大学の大塚英幸教授に、安全にも結び付く自己修復性高分子材料についてご講演戴きます

ゴム産業をはじめとする将来の技術開発に関る情報収集に大変有効と存じますので、是非ともご参加賜りますよう、ここにご案内申し上げます。
なお、急なお願いですが、資料準備の都合上、3月10日(金)までに、別添資料の「第30回公開フォーラムへの誘い」に記載されていますようにe-mail : yasuhiko_takemura(at)friend.ocn.ne.jp、及びgomugijutsu.forum(at)gmail.com の両者に申し込みをお願い致します((at):@)。

その道の権威であるお二人の先生と基調講演について

(1) 東京工業大学 科学技術創成研究院 教授 元素戦略研究センター長
細野 秀雄 先生
細野先生は1982年に東京都立大学大学院博士課程を修了され、同年名古屋工業大学助手に就任されました。その後1988~89年のバンダービルト大学留学をはさみ1990年助教授、1993年東京工業大学助教授を経て1999年より東京工業大学教授になられ、2012年元素戦略研究センター長を兼任、現在に至っておられます。また、多くの国のプロジェクト研究のリーダーとして活躍しておられ、ここ数年ノーベル賞(物理学賞?)の候補に挙げられています。
先生の講演概要は下記の通りです。
「筆者は20年ほど前から透明酸化物を舞台にした電子が主役なる機能の探索を行っている。その成果としては、IGZOに代表される透明酸化物半導体の開拓、安定な電子化物の実現とそのアンモニア合成触媒への応用、そして鉄系高温超伝導体の発見が挙げられる。これらの研究は、何れも当該分野では異端に分類されるテーマであった。本講演ではこれらの研究の経緯について紹介する。また、2年ほど前に発表したゴム弾性を示す無機ガラスを紹介し、エキスパートからのコメントをお願いしたい。」

(2)東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 教授   大塚 英幸 先生
大塚先生は1996年に九州大学大学院工学研究科博士課程を修了され、1995年に日本学術振興会の特別研究員、1996年~97年の英国バーミンガム大学留学を経られた後1997年に東京工業大学助手に就任されました。その後2000年に九州大学助教授となられ、2013年に東京工業大学教授の職に就かれています。
先生の講演概要は下記の通りです。
「これまでに数多く提案されている自己修復性高分子材料について概説し、現状や解決すべき課題、さらには今後の展望などを紹介する。また、演者らが取り組んでいる平衡系の共有結合である「動的共有結合」を利用した自己修復性材料について詳しく紹介する。」

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主  催  ゴム技術フォーラム
日  時  2017年3月29日(水)10:00~16:45
会  場  東京電業会館 地下大ホール(東京都港区元赤坂1-7-8 電話03-3403-5181)
      http://www.todenkyo.or.jp/map/     
テ ー マ  ゴム・エラストマー技術の安全・安心
参 加 費  ゴム技術フォーラム会員・\4,000、ゴム技術フォーラム会員以外・\8,000(講演資料代を含む)
開催日までに三菱東京UFJ銀行・本店(普)No.7652376ゴム技術フォーラム宛にご送金下さい(送金手数料はご負担下さい)。
申込方法  参加を希望される方は、氏名、連絡先名、連絡先住所、電話、FAX、電子メールを明記のうえ、下記宛て電子メールあるいはFAX.にてお申込み下さい 。
問合せ先  (一社)日本ゴム協会内 ゴム技術フォーラム
      〒107-0051 東京都港区元赤坂 1-5-26
  e-mail : yasuhiko_takemura(at)friend.ocn.ne.jp、及びgomugijutsu.forum(at)gmail.com の両者
 ((at):@)

プログラム             
2017年3月29日(水)
 <司会 竹村 泰彦>
 10:00~10:10 開会のあいさつ      ゴム技術フォーラム 代表 川上 欽也 
 10:10~11:40 基調講演(1)
「独創的な発明・発見は端や境界から生まれる」
          東京工業大学 元素戦略研究センター長 教授
                               細野 秀雄 氏

―― 昼食・休憩(11:40~12:40)――
             <司会 滝澤 俊樹>
 12:40~14:10 基調講演(2)
「自己修復性高分子材料」
東京工業大学 大学院工学研究科 教授    大塚 英幸 氏

―― 休憩(14:10~14:20)――
             <司会 土肥 英彦>
 14:20~14:55 「ゴム・エラストマー技術の安全・安心」調査委員会報告
        総合報告        調査委員会   委員長    斎藤 拓

                各論報告
14:55~15:30  WG1 材料技術
                   調査委員会 WG1 リーダー 谷口 直樹
15:30~16:05 WG2 加工技術 
                     調査委員会 WG2 リーダー 福西 智史
16:05~16:40 WG3 製品技術 
                     調査委員会 WG3 リーダー 戸来 大樹
  16:40~16:45  閉会のあいさつ      調査委員会 世話人 土肥 英彦

プログラムは一部変更になる場合がございますのであらかじめご了承下さい


2017年2月8日水曜日

2月度第368回月例会予定

2017年2月度ゴム技術フォーラム月例会は、下記のとおり開催いたします。

1. 日 時  2017年2月23日(木)15時00分~18時00分

2.  場 所  東部ビル 5階会議室 (東京都港区元赤坂1-5-26) 

3. スケジュール
15:00~16:30  講演会
『製造業の「IoT」の取組について』
経済産業省 製造産業局 素材産業課
                   課長補佐    辻井 翔太 氏

(講演概要)Internet of Things(IoT)やビッグデータによって、これまで実現不可能と思われていた社会が実現しようとしている。とくに製造業では、技術のブレークスルーにより大量生産から個々の消費者のニーズをつかんだ生産に移り、サービス化や生産性の飛躍的向上が見込まれている。また、ユーザーサイドでは、IoTやAIなどを活用した新たなビジネスモデルが出てきている。こうした様々な変化を踏まえつつ、製造業(特に化学産業を中心に)が抱えている課題や進むべき方向性について、政府の視点から御説明したい。

16:30~18:00  懇談会  講師を囲んでの質疑、懇談

2017年1月1日日曜日

1月度第367回月例会予定

2017年1月度ゴム技術フォーラム月例会は、下記のとおり開催いたします。

1. 日 時  2017年1月24日(火)15時00分~18時00分

2.  場 所  東部ビル 5階会議室 (東京都港区元赤坂1-5-26) 

3. スケジュール
15:00~16:30  講演会
『新規エラストマー「シクロペンテンゴム」の開発』
日本ゼオン㈱総合開発センター 新材料研究所
主任研究員     奥野 晋吾 氏

(講演概要)シクロペンテンを開環メタセシス重合することで、「直鎖構造」と「全末端変性」という特徴的な分子構造を持った、新規エラストマー「シクロペンテンゴム」を開発した。シクロペンテンゴムはその直鎖構造により、‐110℃程度のガラス転移温度を有している。また全末端変性によって、シリカやカーボンブラックとの親和性が向上することも明らかとなった。
 本発表では、シクロペンテンゴムの各種評価(基礎物性、防振、タイヤ等)について報告する。

2016年12月3日土曜日

ゴム技術フォーラム第366回月例会開催 (ゴム技術フォーラム創設30周年記念講演会)

2016年12月度ゴム技術フォーラム月例会は、ゴム技術フォーラム創設30周年記念の会として、下記のとおり開催いたします。

1. 日 時  2016年12月7日(水)13時00分~18時00分
2.  場 所  東部ビル 5階会議室 (東京都港区元赤坂1-5-26) 
3. スケジュール
13:00~13:25  「ゴム技術フォーラム30年の歴史」
          ゴム技術フォーラム副代表    竹村 泰彦 氏

『 討論 : ゴムの補強について 』
13:30~15:00  講演(1)
 「カーボンブラック凝集構造の形成と状態」
            元横浜ゴム㈱          阿波根 朝浩 氏
15:00~16:30  講演(2)
『ゴムの補強についての技術史・技術論的考察:バウンドラバー or 「ストラクチャー」, which? 』
            京都大学名誉教授        粷谷 信三 氏

2016年10月30日日曜日

11月度第365回月例会予定

1. 日 時  2016年11月14日(月)13時~17時30分
       JR小松駅東口 「みどりの窓口」横に11:55集合。
大学のシャトルバス(12:10発・無料)に乗車して大学へ向かいます。

2.  場 所  北陸先端科学技術大学院大学・マテリアルサイエンス系講義棟 1F 小ホール

3. スケジュール
13:00-13:10 開会の挨拶             (JAIST)
13:10-13:25 北陸先端科学技術大学院大学のご紹介  (JAIST)
13:25-14:10 講演1 「エキゾチックな未利用バイオ分子を用いたスーパーエンプラの開発」
JAIST 先端科学技術研究科 教授    金子 達雄 様
   (講演概要)バイオ分子のほとんどは複雑な構造を持つ。一方乳酸のように単純な構造の脂
肪族系分子も存在するため、これらはバイオプラスチック原料として広く利用されてきた。
しかし、脂肪族系であるため耐熱性や力学物性は比較的低く使い捨て部品としての利用が
多いようである。このような背景の下で、演者らは複雑な構造の未利用バイオ分子を敢え
て選択しスーパーエンプラに匹敵する性能の「高性能バイオプラスチック」を開発してき
た。本件では、これらの開発の経緯、分子設計指針、構造物性の特徴、今後の展開に関し
て報告する。

14:10-14:55 講演2 「リアクターグラニュール技術を用いた新規ポリオレフィン系ナノコ
ンポジットの開発」
JAIST 先端科学技術研究科 准教授   谷池 俊明 様
   (講演概要)ポリマーナノコンポジットは、少量のナノフィラーの添加によって劇的な物性
改善を成すことに特徴を有する技術である。発表では、ポリオレフィン系ナノコンポジッ
トの歴史と我々の試み、特にポリプロピレンの重合粉末(リアクターグラニュール)を利
用したポリオレフィン系ナノコンポジットの新規調製法について、構造・物性設計の実例
を交えながら、概説する

14:55-15:10 休憩

15:10-15:30 講演3 「界面不安定性による超高分子多糖類のマクロ空間認識」
JAIST 先端科学技術研究科 助教    桶葭 興資 様
   (講演概要)乾燥環境に適応した植物の細胞壁や細胞質は高分子多糖類で構成され、その構
造異方性と空間分割を利用することによってウエットな空間を造っている。我々はこれま
でに、ラン藻由来の高分子多糖類サクランを抽出し、その液晶性・生体適合性の解明、異
方性ゲルの作製に成功している。さらに直近の研究において、その高分子が液晶の構成単
位として巨大ロッド状ミクロドメイン(外径1-2 μm, 長さ20 μm以上)を形成すること、
そして乾燥時に蒸発面で広く界面配向することを見出している。本研究では、制限空間か
らの高分子析出挙動に着目し、乾燥によって誘起されるピン止め効果と散逸構造の形成に
ついて報告する。

15:30-15:50 研究発表1    JAIST 金子研究室
             「Environmentally degradable biobased plastics from renewable 
itaconic acid and their composites with montmorillonite 」
JAIST マテリアル研究科
 Post doc researcher (CREST Japan)  Mohammad Asif Ali
   (講演概要)The development of high-performance, environmentally-degradable polymers 
usable as engineering plastics from renewable resources are significant for the 
establishment of a sustainable society. Then we focus on bioplastics NylonTM from 
widely-produced biomolecules such as itaconic acid which is derived from 
fermentation of glucose in the presence of Aspergillus terreus. The resulting 
bio-derived composites show degradable behaviors inside soil and under 
ultraviolet-irradiation in water.

15:50-16:10 研究発表2    JAIST 谷池研究室
           「In-Situ Grafting of Nanoparticles Through End-Funtionalized 
Polypropylene for High-Performance Nanocomposites」
          JAIST 先端科学技術研究科 助教 Chammingkwan, Patchanee
 (講演概要)Polymer nanocomposites are an important class of materials, in which a 
small fraction of nanoparticles dispersed in polymer matrices induces drastic 
reinforcements and enhanced functionalities. While polypropylene (PP)-based 
nanocomposites are highly desirable owing to its huge potential applications, the 
fabrication of fully dispersed nanoparticles in PP matrices is extremely challenging 
owing to the incompatibility and the absence of effective interaction between polymer 
matrices and nanofillers. In this talk, the grafting strategy was employed to 
strengthen the interfacial interaction between matrices and nanofillers without the
 use of compatibilizer. Two types of end-funtionalized PP, namely 
hydroxyl-terminated PP and Si(OEt)3-terminated PP, were fabricated via metallocene
 catalyzed polymerization and post-polymerization approaches before melt mixing 
with SiO2 nanoparticles to implement the in-situ grafting at the chain end. Grafting 
of end-functionalized PP chains to nanoparticles not only improves the dispersion 
of nanoparticles through improved interfacial interaction but also endows mechanical 
reinforcements through cocrystallization.

16:10-16:20 休憩

16:20-16:50 技術紹介「タイヤ用エラストマーの開発事例」
ゴム技術フォーラム(㈱ブリヂストン フェロー)   滝澤 俊樹 様
   (講演概要)気候変動対策は、自動車業界にとっても重要な課題となっている。特に、走行
時に排出するCO2の削減を推進することを目的とした燃費規制は厳しさを増している。
このような背景のもと、タイヤの転がり抵抗を低減させるために高度な分子設計を行った
高性能エラストマーの開発が行われている。
     本講演では、タイヤの転がり抵抗低減をはかるためのエラストマーの開発事例を主に紹
介する。

16:20-17:20 北陸先端科学技術大学院大学見学( ゴム技術フォーラムメンバー)

17:20-17:30 閉会の挨拶    ゴム技術フォーラム 副代表  竹村 泰彦

18:10    シャトルバス10便 にて小松駅へ向け出発